衣食住の資源から緑が与えてくれる安らぎに至るまで、人は植物の恵み無しには生きていくことができません。私たちは植物から計り知れない恩恵をうけているのにもかかわらず、植物について意外と知らないことが多いのが実情かと思います。 今回の展示では、九州大学の植物科学に携わる多くの教官が集い、草本植物をおもな対象として、植物のもつ生物学的な面白さや、植物の利用のされ方、植物のもつ歴史などについて、私たちが知っておきたいことはもちろんですが、普段私たちが気にも留めないことにも注目して紹介しています。 この展示を通して、植物がどのように生きているのか、人がこれまでどのように植物と接してきたかを理解していただき、さらには、これからどのように接して行けば良いのかを考える契機となることを期待しています。 『植物をもっと知ろう』展実行委員長 |
研究・資料紹介担当:理学研究院・薬学研究院・農学研究院・熱帯農学研究センター・生物環境調節センター・遺伝子資源研究センター・総合研究博物館植物研究グループ |