植物から繊維をとって糸にした後、今度はいろいろの植物を用いて染めるという作業をします。最近は化学物質をもちいて染色するケースが増えていますが、植物を用いた草木染めも根強い人気を持っています。この工程は図に示すように植物のいろいろの部位を煮出して染色液を抽出します。次に糸を染色液に浸し加熱します。この時、染色液の濃度、加熱時間によって糸の染まり方が違ってくるのはいうまでもありません。(本コーナーの資料は山下あつ子氏によるものです)
パネル作成者: 廣田 修(熱帯農学研究センター作物生産部門)