人間はその誕生以来、植物と共に歩んできました。食べ物としてはもちろん、飲み物や薬として、また着物や家の材料など、生活のあらゆるところに植物を利用してきました。始めは野生の植物を採取していた人間は、やがて農業を発明し、農村を作りました。それによって人間は必要とする量の植物を手に入れることができるようになり、大いに発展しました。
農業は、今では 60億人を超える地球の人口を養っています。これからも人間が生き続けていくためには、持続可能な、環境と調和した農業を発展させていくことが必要です。
パネル作成者: 望月 俊宏(農学研究院植物資源科学部門)