- 石炭を採掘するには、石炭がある場所まで地表からトンネルを掘らなければなりません。このトンネルを鉱山では坑道と言います。この坑道は、掘られた石炭を地表に運ぶために使われる他、掘るための材料や人間を運んだり、新鮮な空気を流す役割を持っています。坑道を掘ることを掘進と言います。
以前は削岩機と火薬を使った人間の力作業が主でしたが、現在ではロードヘッダやコンティニュアスマイナなどと呼ばれる掘進機械が用いられ、掘進作業は大きく進歩しています。
- これからはすべての作業が完全機械化、自動化となるように、機器、システムの開発が行われています。
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九州大学では、これまで削岩機や掘進機械を設計するために必要な、岩盤や石炭の破砕性(壊れやすさ)や削岩機・掘進機械の仕組みなどの研究が行われてきました。
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