![]() |
|
血縁選択を検証するため実際のコロニーで血縁度を推定する研究が進められています。 血縁度を測るのは、人間の親子判定などと同様に遺伝的なちがいが親から子へと伝わることを利用します。変異の大きい遺伝子が向いています。 |
![]() |
|
実際に育てられた子の数を数えることにより、ワーカーの有利・不利を定量的に調べる研究も行われています。しかし、そのような調査は困難で可能な種はごくわずかです。 アシナガバチ(Polistes属)などでの研究から、ワーカーになることの不利さは、考えられていたよりも小さい可能性が出てきました。 |
ポスター担当 粕谷 英一 (Eiichi KASUYA)(理学研究院 生態科学講座・助教授) |