プランクトンの中で有孔虫(Foraminifer)は、その殻の酸素同位対比が氷期・間氷期の指標として、よく利用されます(右図)。
これは酸素には16Oと18Oの2種類がありますが、軽い16Oは海水が氷になる際に取り込まれやすく、氷期には海水中の18Oが増え、その結果、海水中に生息する有孔虫の殻にも18Oの割合が増えることによります。